
飛行機の離着陸時に耳が痛くなったこと、ありませんか?
どういう時に痛くなるの?
普段は気圧の変化に応じて耳管の入り口が開閉することで、中耳が痛まないようになっていますが、風邪やアレルギー性鼻炎で鼻の調子が悪く、粘膜が腫れていると、耳管も腫れてしまっているため、開閉がうまくできません。その結果、気圧の変化がダイレクトに中耳に影響してしまい、耳が痛くなったり、鼓膜に内出血を起こしたり、ひどい時には鼓膜に穴が開く場合もあります。予防するには?
耳栓には、水や音の侵入を防ぐものではなく、鼓膜にかかる圧力を緩和するタイプのものがあるので、そういった物を利用しましょう。た、飛行機にのる1~2週間前に鼻の調子が悪い時は、粘膜の腫れをとる薬などで調子を整えましょう。搭乗当日に調子が悪い時は、搭乗1時間前に粘膜の腫れをとる強めの薬を。30分前には、鼻がつまっていなくても、腫れをひかせるスプレーを使い、耳管の入り口を良い状態にしておきましょう。